- 2010年8月25日 3:30 PM
- Ubuntu

私は1年前までUbuntuユーザでした。
ノートPCを買ったは良いのですが、入っていたのはあの有名なWindows Vista。
使いこなそうと努力はしたのですが、結局Windowsを捨てる理由となったOSとなりました。
そしてそのノートPCにUbuntuを入れて2年ほど使用していました。
しかし、今はMacに乗り換えています。
なぜ、Ubuntuをやめたのか、それなりに理由があります。
開発の補助ツールの欠如
UbuntuはDebianベースのOSです。
そのため、開発環境の構築は容易に出来ます。
aptコマンドを実行するだけで、テスト環境ならすぐに構築できます。
しかし、開発をするために必要なのはApacheやMySQLだけではありません。
それを補助するアプリケーションが必要なのです。
私が今、Macで使っているアプリケーションです。
これらはどれも私にとって重要なアプリケーションばかりです。
仕事の7つ道具といっても過言ではありません。
Ubuntuにはこいうったアプリケーションが欠如している、あるいは使い勝手が悪いものばかりでした。
例えば、EvernoteはLinuxのネイティブ版がありません。
Webアプリケーションでは動作が重く、またネットがない環境で使用することが出来ません。
もちろん、SafariもLinuxネイティブ版はありません。
Firefoxが標準のブラウザなのですが、重たいため日常的に使っていると不満が出てきます。
MindManagerの代替えとしてFreeMindがあります。
ただ、これもマインドマッパーには物足りないものです。
グラフィックが悪く、使っているうちにこの点がとても気になります。
全体的にWindowsよりも動作が快適で、Ubuntu自体のグラフィックも素晴らしいものでした。
しかし、こういった補助ツールの欠如が最終的にUbuntuからMacに乗り換えるきっかけになったのです。
さて、ここまではUbuntuの悪口でした。
ここからは上記で紹介したアプリケーションの代替えを探してみることにします。
Safari
Safariの良いところはMacとの親和性と、その動作速度です。
Macでは親和性からSafariを使っています。
Ubuntuではこういった親和性の部分でブラウザを選ぶことが出来ないので、速度を重視して選びます。
そうなると、去年の12月にLinux β版が公開されたChromeが一番でしょう。
ChromeならLinuxでもFirefoxの重い動作から解放される気がします。
Firefox
Firefoxの魅力はそのアドオンの多さ。
Webアプリケーションを作る上でFirefoxのアドオンは必須です。
LinuxのFirefoxでもアドオンは使えるので、そのまま使いましょう。
Evernote
これが一番問題です。Evernoteにはネイティブ版がありません。
WindowsのアプリケーションをシミュレートするWineというアプリケーションがありますが、これは動作が重たかったり、不安定だったりと日々の運用が大変になるのでお勧めしません。
そのため、選択肢は一つでしょう。
Chrome + Evernote Web版です。
ChromeのJSの動作速度は驚くべきものです。
これと合わせれば日常的な用途でのEvernoteの使用は耐えうるものになるでしょう。
ただ、ネットがない環境でEvernoteが使えない、という弱点が残ります。
たまに、私はオフラインの環境でコーディングするのでこれは痛い。
LaunchBar
ランチャーはLaunchBarと同じような機能を持ったGNOME Doというアプリケーションが出ていました。
私がUbuntuを使っていたころはLaunchyを使っていたのですが、こちらのほうが使い勝手が良さそうです。
参考ページを載せておくのでぜひ使いこなしてください。
GNOME Doって何?という方はこちらの紹介記事をどうぞ。
MindManager
正直、UbuntuにMindManagerの代わりになるアプリケーションはないでしょう。
商用のアプリケーションなだけあって、MindManagerは機能が豊富です。
実際にFreeMindを使ってみて、微妙だったので、ここでは別のアプリケーションを紹介しておきます。
MOONGIFTさんでも紹介されていますね。
Omnifocus
OmnifocusはGTDを実践するためのタスク管理ソフトです。
これも商用のアプリケーションなだけあって、機能は豊富で、安定感は抜群です。
またGTDの考えにしっかりと沿って作り込まれています。
これも完璧に代替えできるアプリケーションはないでしょう。
ただ、LinuxでGTDを実践できるアプリケーションを見つけたので、紹介しておきます。
このアプリ、興味があるので時間があれば詳しくレビューしたいですね。
VMware Fusion
VMware Fusionは開発用のLinuxを走らせるために使用しています。
LinuxでVMware Fusionの代替えといえば、VirtualBoxでしょう。
Ubuntuなのでそのまま開発環境に使ってもいいのですが、ぜひ仮想化することをお勧めします。
気軽に再インストールやバックアップの復帰ができるので、パッケージの依存関係を壊してしまったときなんかに便利ですよ。
UbuntuからMacに乗り換えて1年。
こうやって冷静に振り返ってみると、なかなか良いアプリケーションが揃っていますね。
私自信の知識がなかったのもUbuntuからMacに乗り換えた要因の一つな気がしてきました…。
商用と違い、全てオープンソース。無料で環境を整えることが出来るのも魅力です。
そして、Ubuntu 10.10からはマルチタッチ対応になります。
これで、Macのような操作性を手に入れる準備は整ったことになります。
私がMacからUbuntuに乗り換える日がまた来るかもしれませんね。
[2010/08/30 追記]
ここ数日、Ubuntuのディスクトップ使用について良い記事があがっていました。
1つ目はTwitterクライアントの紹介です。
Twitterクライアントにも満足出来ていなかったので、これは注目のアプリケーションです。
2つ目はUbuntu環境をノートPCに1から構築する記事です。
とてもたくさんのアプリケーションが紹介されています。そして、どれも使い勝手が良さそうです。
こういった記事を見ると、改めて私がUbuntuを使っていたころに調べが足りなかったんだな、と思い知らされます。
皆さんもUbuntuをやめる前に読んでみてください。
きっと、Ubuntuを使いたくなりますよ。
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