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PHP Matsuriに行って、日本のエンジニアのリアリティを感じてきた

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先日、PHP Matsuriが盛大に開催されました。

1-byte.jpでもPHP Matsuriの紹介記事を1ヶ月ほど前に書きました。

これを書いたときは、不参戦表明をしていたのですが、急遽参加出来ることが決定
気張って参加してきました!

PHP Matsuriで何が起こったか

会場は、総勢約80名ほどのPHPer達の熱気が充満しています。
長い期間を掛け、準備してきたスタッフ達、今日のためにハックネタを用意してきたエンジニア達…。

とにかく、様々な方々が様々なところから、様々な期待を込めて集まっていました。
その中にはCakePHP、Lithium、Symfonyのコアデベロッパも含まれます。

PHP Matsuriと普通の勉強会は何が異なるか。
その一つがこのコアデベロッパの存在です。

普通に、他の勉強会でも海外のすごいデベロッパが来ています。
PHP Conference 2010でもPHPの生みの親である”Rasmus Lerdorf“さんも来ていましたしね。

しかし、PHP Matsuriでは”このデベロッパと一緒に開発出来る“ことが大きな差です。
徹夜で2日間、隣の席に座って開発出来るんです。
食事さえ一緒でした。
こんな機会は滅多にありません。

cakephp_graham.jpg
PHP Matsuriで一緒に開発するGrahamさん

Web上だけでは得られない”リアリティ“を感じた2日間でした。

英語を感じる

オープニング・セッション、”Linuxカーネル読書会“のよしおかひろたかさんから。

大人のためのプグラミングキャンプ

話の中心は”ハッカソンで何をすべきか、何を学ぶべきか“です。

内容は”Linuxカーネル読書会“や”プログラミング&セキュリティキャンプ“を踏まえて、こういった場でどのように大人のエンジニアが勉強するか
中学生や高校生が”プログラミング&セキュリティキャンプ“に来て、”英語のリアリティを感じる“という話がとても印象的でした。

始めはLinuxのカーネルを開発したいだけ。しかし、そのディスクリプションを英語で書く必要があることを知り、英語のリアリティを感じる。

これってとても大事ですよね。
自分が学生時代に足りなかったことでもあります。

さらに話は、”達人と弟子“へ。

Learn how to learn. “学び方を学ぶ”

実際に”Linuxカーネル読書会“、”プログラミング&セキュリティキャンプ“、そして”PHP Matsuri“に来て、あなたの達人を見つける。
そして、”達人がどのように学んでいるのか“を学び、弟子は達人になる。

その上で不可欠なのが”濃密なコミュニケーション“。
やはり、先ほどの”英語“の話に帰着します。

日本人技術者にとっての危機感ってなんなんだろな。などということをPHP祭りで思った。情報発信をしないと、どんどん世界からおいてけぼりをくらう。鎖国ができないとしたら、開国をして、日本から世界へ情報発信をしないと。 #phpmatsuri

まさに、”PHP Matsuri“はこれを感じ取り、学ぶ場であったように思えます。

技術を学ぶ

技術を学ぶ上で重要なのは、

  1. あなたの達人を見つけること
  2. 自分のモチベーションを高めること

この2つです。
PHP Matsuri“はこの両方が揃った場であったと言えます。

まずは1つ目、”あなたの達人を見つけること“です。
これは”コアデベロッパ“と”総勢約80名の日本のエンジニア達“です。

この中には自分よりもレベルの高いエンジニア、低いエンジニア、同じレベルのエンジニアがいます。
(ちなみに自分は最下層のほうですが:D)

そして、それぞれの得意分野も違います。

これだけいるのですから、見つからないのがおかしい話。
あとはあなたのコミュニケーション次第。積極的にいけばたくさん学べるし、一言も話さなければ一つも学べない。

それはコアデベロッパの方から学ぶときも同じことです。
今回、来日した4名の方々はとてもフレンドリーに接してくれました。
つまり、後は

英語を話せるかどうかではなく、英語を話そうとするかどうか。

ということです。
分からないことは聞いてみれば良いんです。
片言の英語と、ソースコードを見せながら。

今回、会場を見ていて思ったのは”これが出来る人と出来ない人の差が大きい“ということです。
これも一つのリアリティでした。
英語は完璧じゃなくていい“といった趣旨のブログ記事がよく上がりますが、このリアリティです。

英語を完璧に話すよりも、伝えることを優先する。

これも”日本と海外“のリアリティではないでしょうか。

ちょっと話が逸れている気がしますが、”PHP Matsuriには学ぶためのあなたの達人はたくさんいた。そして達人に学ぶかどうかはあなた次第。“ということです。

そして2つ目、”自分のモチベーションを高めること“です。
ハッカソン“という環境があなたのモチベーションを高めてくれます。

人間は不思議なもので、周りの感情次第で良くも悪くもなる。
その場の雰囲気が確実に自分に影響します。
もちろん、周りの雰囲気に関わらず、最高の状態を保てる人もごく少数いると思います。
しかし、少なくとも自分はそうではない。

私は完全に”ハッカソンの熱気“にやられた一人です。
その結果が”徹夜での開発“と”発表出来ないと思っていた成果物の完成“です。

この光景は夜中の会場を見れば感じてもらえると思います。

php_matsuri_0100am.jpg
午前1時の開発風景

これ午前1時ですよ。この時点でほぼ全員が開発を続けています。
そして、時間と共に人数は減りましたが、最終的に30名ほどの方が徹夜で開発していました。
そして残った方々はデモのぎりぎりまで、ひたすらコードを書いていました。
ちょっと皆さんおかしくないですか?(笑

しかし、この環境はすごく心地良いものです。
自分のやりたいことに没頭出来る。
聞きたいことは周りに聞ける。
周りからすぐにフィードバックがあり、それを成果物に含める。
そして、その人の開発がガンガン進み、周りもつられて開発を進める。

ま、もちろんエネルギーは使い果たしますが。

そして自分は

自分の成果物は次の2つです。

  1. “JIREI NIGHT お知らせメール”の発表
  2. “EmailPlugin”の公開

JIREI NIGHT お知らせメール

EmailPlugin

JIREI NIGHT“では15分の枠を頂き、CakePHPで開発した”お知らせメール“というサービスを発表させて貰いました。
ハッカソンではCakePHPのコアコンポーネントであるEmailComponentを使いやすくしたEmailPluginを作り、発表しました。

目に見える成果はこの2つですが、この他にたくさんの学びと自分を鍛え直す決意を得ました。

学び得たことは、技術的なことよりも精神的なことが多いです。
まさに”学び方を学んで来た“ようです。

  • 英語を話せるかどうかではなく、英語を話そうとするかどうか。
  • 自分の強みが相手の印象に。
  • ハック = アイディアであること。

英語を話せるかどうかではなく、英語を話そうとするかどうか。

これは先ほど説明した通りです。
英語を話そうとするかどうか“の意思の差はとてつもなく大きいです。
これが今の自分の”英語のリアリティ“です。

自分の強みが相手の印象に。

恐らく自分は、PHP Matsuriのエンジニアの方々に印象づけられなかったでしょうね。
強みが何一つない。
普通のことを普通にやっているだけじゃ、ダメなんです。
特にコミュニケーションの苦手な自分は。
それを感じ取れました。

テストの達人@sizuhikoさん。
KtaiLibrary@ecworks_masapさん。
TDD@hirocastさん。
CakePlugin@k1LoWさん。
CakePHP + mongoDB@cakephperさん。
CakePHPドキュメント翻訳@hiromi2424さん

他にもまだまだ印象深いエンジニアの方々は居たのですが、長くなってしまうのでここまで。

Webの情報がリアル(PHP Matsuri)に繋がり、そこ(PHP Matsuri)でやっていることでさらにその人を印象づける。

そういった流れで、今回顔と名前を覚えた方々もたくさん居ます。
こういった流れを自分も作って行きたいところです。

ハック = アイディアであること。

あくまで”ハック“なので、便利なものを追求する姿勢もありだと思います。
そもそも、その”便利“でさえ、アイディアであるとは思うのですが、今回感じたのは”別のアイディア“です。

最後のデモで”変態的“という言葉が飛び交っていました。
変態的“とは”突飛なアイディア“だと思います。

誰も考えつかなかったことを、2日間で形に仕上げる。

その短い時間と、その突飛なアイディアが相まって、最後のデモは異常な盛り上がりを見せていました。

ハック = アイディア

当たり前なのですが、これも意識出来るか、出来ないかで大きく変わってくると思います。

今回、私はこれを意識出来ませんでした。
実際に使えるものを。“という意識が、自分のアイディアを縛ってしまったのかもしれません。

次回は自由なアイディアで、”ハック“していきたいですね。

PHP Matsuriの感想はこれでおしまいです。
技術的なまとめは別に記事にしたいと思っています。
PHP Matsuriの一つの技術的中心として”PHP 5.3“がありました。
これについて、次回はまとめます。

来年は是非、皆さんも参加しましょう!
“@yandoさんは来年は開催するかどうかは分からない”と言ってますが、やってくれると信じて!:D
運営は相当しんどそうなので、皆、協力出来るところは協力して行きましょう。

PHP Matsuri、お疲れさまでした!

こちらもあわせてどうぞ

ちょっと一言

PHP Matsuriは本当に楽しかったです。
まだ熱気が自分の中に残っている。
また、PHP Matsuri関連でいくつか、ポストするので読んで頂ければ。

  • http://topsy.com/1-byte.jp/2010/10/05/impressions_for_php_matsuri/?utm_source=pingback&utm_campaign=L2 Tweets that mention PHP Matsuriに行って、日本のエンジニアのリアリティを感じてきた — Topsy.com

    [...] This post was mentioned on Twitter by Yasuo Harada, ヒサヤ大黒堂, ksd6700kp, mamasan84, tnk and others. tnk said: PHP Matsuriに行って、日本のエンジニアのリアリティを感じてきた: if ( $blog == " Webエンジニア [...]

  • http://tyudon.com/blog/?p=20233 PHP Matsuriに行って、日本のエンジニアのリアリティを感じてきた | とっても! ちゅどん(雑記帳)

    [...] PHP Matsuriに行って、日本のエンジニアのリアリティを感じてきた [...]

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